謹慎中の話
インフルエンザにかかってしまい、自宅謹慎中である。 今日はもう大分よくなったので起きて何やらしているが、本人はよくても感染はするそうなので、仕事や人の集まるところには行けない。 いやはや、職場や、いろいろ約束をしていた方々にも迷惑をかけてしまい申し訳ないです。 皆様、体調にはお気をつけくださいね。 昨日一昨日は寝ているしかなかった。 寝ているしかないとなると、本を読むしかない。 かといって勉強するのもつらいので、物語ばかり読んでしまう。 「老人と海」ヘミングウェイ 「星の王子さま」サン=テグジュペリ 「小川未明童話集」小川未明 などというコテコテの名著ばかり読み直してしまったのだが、これが何と、不覚にもどれも涙腺に引っかかり、うるうるしながら過ごしていた。 面白いとは思っていたが、しばらくぶりに読んで、こんなに泣けるとは…(^^;)人間が変わったのかな~。 最近、大きな入所施設で、冬~春にかけて3~4ヶ月の間は外出してくれるな、と言われたという話を2件ほど聞いた。 1つは障がいの方、もうひとつはお年寄りの方で、違う施設である。 理由は、インフルエンザとノロ・ウイルスの感染を防ぐためだそうだ。 4ヶ月外出禁止! え~、それって基本的人権に反してないか?と思う一方、確かに物凄い感染力は、体の弱い人にとっては命にも関わり兼ねないので、強引な予防線を張りたくなる施設側の気持ちもわからんでもない。 とはいえ、福祉の世界のルールって、自分も将来そこに入るかもしれないと、ほんとに考えて作ってんのかな、とよく思わされる今日このごろである。