梅雨明け

このところ涼しい。

今日は少しまた暑くなった。


すれ違った子どもが、捕まえたセミを虫かごにたくさん入れていた。

1人の子が「逃がす?」と聞くと、もう1人の子が「逃がさない!」と言った。


どうするつもりなのだろう。

僕たちは子どもの頃どうしていたっけ。


僕は最近小さな生き物がかわいくて仕方ないので、何となくかわいそうである。

人間は、子どもの頃に残酷なことをしておいた方が、大人になってからまともになるらしい。


小学校のころ、友達の家に遊びに行くと、その友達が、近所の野原でバッタを大量に捕まえて、一匹一匹脚をむしっては、水の中に入れて「バッタ佃煮を作る」と言っていた。

僕は、そんなかわいそうなことをする奴は友達じゃない!と言って怒ったのを覚えている。


友達と駄菓子屋に入った時、「かっぱらい」やろうぜ、と言って、何人かの友達がガムや飴をおばちゃんにばれないようにくすねていた。

食べる?と勧められたが、僕は食べなかった。


今、その子たちとはもう付き合いがないので、一体どんな風な大人になっているかは分からずじまいである。

自分は、まともな大人になったか、と問われると、さあどうでしょう?としか言えないのであった。

コメント

  1. 河村扶示子2016年7月30日 22:00

    まるけんさん、こんばんわ。

    ワル風の男の子たちは、夫の幼い頃の武勇伝?にそっくりです(笑)
    そして、私は、まるけんさん風でしたね。
    私は、夫が言うには「一生子供のままです」だそうです^^;
    まるけんさんは、立派な大人です。

    あ、氷見の方では、駄菓子屋さんのことを「つまんこ屋」と
    呼んでいました。
    くじをひく、ことから出来た方言のようで、
    大学で「つまんこ屋」と発言したら、その場がシーンとなりました。

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  2. 河村さん

    なるほど、未来の姿はお二人を参考に(笑)

    いやー、僕もまったく子どものままですよ。
    いつも冷静なふりをしてるだけで、ばれる人には、ばれてます。

    「つまんこ屋」いいですね~。
    なかなか強力な方言ですね。

    対抗できる言葉は静岡にはちょっと見つからないかも。


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