2016まとめ
今年も、暮れようとしています。 ライブ納めを終え、さて今年はどんな一年だったかと振り返ってみる。 やはり子育ての影響もあり、県外には一度しか出なかったし、ライブ自体は非常に少なかった。 でも、ひとつひとつの演奏や企画が、思い出深い一年であった。 前半は、ダンスワークショップ、市民文化会館のダンス公演など、ダンス関係の演奏が多かった。 1月に和歌山県の小学校で、アオキ裕キさんのダンスワークショップのお手伝いをして以来、今年は県外には行かなかった。 珍しい年である。 一番大きな出来事だったのは、やはりアルバム「空の灯」が完成・発売できたこと。レコ初の演奏会をLIVEHOUSE UHUでさせてもらえたことである。 自分にとっては、このような大所帯をまとめることや、ライブの進行を今までとガラッと変えてみたことも冒険だった。 これは、反省点も多かったが、来年以降は更に発展させたい。 写真がないが、自分の実家「正晨寺」で、コンサートを行えたことも嬉しい出来事だった。 浜松のジャズシンガー・鈴木麻美さんとのデュオで、自分の演奏が一段階ステップアップできた気がする。 密かに楽しかった三池平古墳まつり。 豪雨のため古墳上では開催できなかったが、しみじみと楽しんだ。 ライバル「NolenNiu-de-Ossi」とのライブを、ただのツアーミュージシャン企画から、もう一歩向上させたくて、「おとぎ話の二夜」というイベント名を立ち上げた。 自分の音楽が一体どんな物語を経て成り立っているのか、それを聴いた人は、またそれぞれが持っている物語と重ね合わせて、どんなことを感じるのだろうと思いを巡らせた。 日本画家・森谷明子さんの作品「国誉めの歌」の数篇の詩に歌を付けた。自分以外の人の言葉に歌を付けるというのは、予想以上の面白い作品を生むことがある。 この企画でも、これからも歌っていきたい素敵な歌が誕生した。 ソロでは、ガットギター一本だったが、「ナッシュビルチューニング」が気に入って、最近のライブではギターを2本使っている。 きらきらと高音の出るチューニングと自分の声や演奏がよくマッチす...